Resist Earthquake耐震工事

耐震診断、耐震工事、増改築、リフォーム、移住・住み替え支援…

湘栄技工はいつも住む人の目で
住まいと暮らしを見つめています

耐震診断や補強をする理由

東海地震がいつ起きても
おかしくないのでその準備が必要!

下記の年表でもわかる通り安政の大地震より150年以上も経過しているため、東海地震は切迫していると言われています。

南面に開口の多い家等は壁の耐力が少なく
建物のバランスも悪い場合が多いです

また、古い家屋はシロアリの被害にあっている可能性があります。
そのような家は大地震が来たらあっという間に倒壊してしまう恐れがあります。

命を守るべきはずの家なのに…

『大震災で壊れた建造物』
(第三書館 刊)より

耐震診断の方法

耐震診断のながれ

現地周辺調査

周辺の電柱の傾き・公共施設の有無・道路のうねり等の情報収集

建物外部調査

建物の傾き・基礎のひび割れ・コンクリート圧縮強度等

建物内部調査

間取り・床の傾き・壁の下地材・壁のひび割れ等

屋根裏の調査

雨漏れの有無・筋交いの位置と種類・接合金物等

床下の調査

筋交いの位置と種類・接合金物・シロアリ・湿気・木部の含水率

現状のご説明

調査をした内容のご説明

診断結果ご報告

調査時のご報告・壁の量とバランスのご報告・補強設計案をご報告

さげふりにて
建物の傾きを調査

シュミットハマーにて
基礎コンクリート圧縮強度調査

レベルの測定器を使用して
床の傾きを調査

床下にて
筋交いの接合金物を調査

診断グッツ

シュミットハンマー
基礎コンクリート強度を計測する

レーザーレベルや下げ振り、水平器など
建物の傾きを測る

クラックスケール
基礎クラックの幅を計測する

含水率計
土台の含水率を計測する

金属センサー
基礎内の鉄筋の有無を調査する

気温、湿度計
床下の気温や湿度を計測する

他、工具類一式

耐震補強の一番重要なこと

壁の量とバランスの補強

筋交いや壁の量が少ないと地震に弱く、1・2階共倒壊する危険が高く、またバランスが悪い家(南面に開口が多い家)は地震が来た時にねじれ、2階の重さに押し潰され1階が倒壊する危険があります。
耐震補強では、壁補強が大切であると言われています。

『大震災で壊れた建造物』
(第三書館 刊)より

ホゾ抜け防止の補強

地震の力により筋交いのある壁は特に強い引き抜きの力が働き“ホゾ抜け”が起こり倒壊する危険が高くなります。
その対策として基礎と柱をつなぐホールダウン金物の設置が必要であり、内付・外付のタイプがあります。

なぜホゾ抜けが起こるのか

その他の悪い部位の補強

シロアリの被害にあった箇所・雨漏れで柱等が腐っている箇所等、構造上重要部分が悪い建物は地震に弱いことが多く、倒壊の危険があり補修の必要があります。

耐震補強工事方法

耐震補強工事には、壁補強、ホゾ抜け防止、基礎補強、ひび割れ・害虫被害の補修など、いくつかの工事方法があります。

壁補強

面材による壁補強
1

壁補強場所を解体する

2

下地材・金物を取付
両サイドの柱に内付
ホールダウン金物取付

3

耐震ボードを貼りクロス仕上げ

鉄骨による補強

駐車場を広くしてバランスが悪いため、壁補強を構造計算して鉄骨にて補強

1

鉄骨柱の基礎
(引抜きの力を計算して
コンクリートの量を決める)

2

既存柱と鉄骨柱ボルトにて接合

3

組立完了

ホゾ抜け防止

外付ホールダウン金物
1

壁補強場所を解体する

2

基礎へアンカー打ち込み

3

外付ホールダウン金物と
基礎へ取付けた金物を
ボルトにて締結

4

カバーを取付完了

内付ホールダウン金物
1

取付場所にアンカー設置

2

内付ホールダウン金物を柱へ
取付ボルトにて接合

その他の悪い部位

基礎補強

無筋の基礎へ鉄筋を差込、基礎を抱かせて補強

1

既存の基礎の下まで掘削してぐり石を敷く

2

既存の基礎に差筋をして、背筋をする

3

コンクリートを打ち込み

基礎のひび割れ補修

エポキシ樹脂を注入

1

既存の基礎の下まで
施工場所のモルタル削り

2

エポキシ樹脂注入

3

モルタルで復旧完了

シロアリに被害のあった柱を補修
1

シロアリに被害のあった柱

2

柱を取替え

3

金物にて補強

建物軽量化のため屋根を葺き替え
1

屋根葺き替え前

2

屋根瓦解体

3

屋根葺き替え完成

耐震補強工事費用

平均の補強工事費用は約120万円程度です。
しかし、何かひとつするだけでも今よりは強いお家になります。

A様邸 概算費用

壁補強1ヵ所×170,000円 = 340,000円
外付ホールダウン金物3ヵ所×135,000円 = 405,000円
他工事(片付・家具移動等)25,000円
補足材・廃材処理35,000円
諸経費60,000円
概算合計865,000円
(税込概算合計:951,500円)

耐震診断のお申し込み

診断対象物件

昭和25年以降 平成12年5月まで着工させた、木造在来工法2階建て以下の建物

鉄骨造・混構造・コンクリート造等の診断は対象外となります。
(その他の建物についても対象外となる場合があります)

申し込みについて

お問い合わせにご記入の上、お申し込みください。
診断の費用は、ホームページを見ていただいた方に限り無料といたします。